転妻歴7年目私が教える、転勤が決まったらまずやるべきこと

「転勤が決まった!」

今まで何度も夫からこの言葉を聞きましたが、何回聞いても辞令直後は頭が真っ白になってしまいます。

転勤の辞令が出てからは、やることがたくさんでバタバタですよね。

ここでは転勤が決まったらやるべきことを、実体験をもとにお伝えします。

ぜひTODOリストを参考にして、効率的な引っ越し準備の参考にしてください。

転勤が決まったらすぐにやるべきこと6選

転勤が決まったら、まず以下の6点に取り掛かりましょう。

  • 単身赴任か、家族も帯同するか話し合う
  • 住んでいる家の退去手続き
  • (家族帯同の場合)配偶者の勤務先、子どもの学校・園へ転勤の報告
  • 引っ越し先の物件探し

順に詳しく解説します。

単身赴任か、家族も帯同するか話し合う

単身赴任か家族帯同かによってその後の動き方が大きく変わってきます。

家族でよく話し合い、これからの生活スタイルについて考えましょう!

転勤のスパンがある程度決まっている家庭であれば、転勤の辞令が出る前に軽くシミュレーションして話し合っておくのも良いですね。

住んでいる家の退去手続き

引っ越し日がまだ決まっていなくても、退去することが決まったらすぐに管理会社へ連絡を。

早期に連絡することで、退去手続きに関わるトラブルが避けられます。

(家族帯同の場合)配偶者の勤務先、子どもの学校・園へ転勤の報告

家族で引っ越す場合は、早めに子どもの通っている園や学校にも転勤の報告をしておきましょう。

ギリギリになると、翌月分の保育料や授業料が引き落とされてしまう場合があります。

余計な出費を避けるためにも、早めの報告が大切です。

引っ越し先の物件探し

4月、10月など転勤の多い季節は特に、なるべく早く引っ越し先の物件候補を調べて内見することをおすすめします!

同じタイミングで多くの人が物件を探しており、あっという間になくなってしまうからです。

早い者勝ちなので、先越されてしまう前に希望に合う物件を押えましょう!

物件探しの際には、以下のようなポイントを参考にしてみてください。

  • 築年数
  • 価格
  • 広さ、間取り
  • セキュリティ面(オートロック玄関やカメラ付きインターホンの有無など)
  • 利便性(駅やスーパー、ドラッグストア、病院などが近くにあるか)
  • 学校、幼稚園(保育園)からの距離
  • 駐車場の有無
  • 周辺環境(飲食店、公園、図書館など)

ちなみに我が家が今住んでいる物件の決め手は築年数の新しさと、駅・スーパー・ドラッグストアまでの近さです。

私がペーパードライバーで車の運転に不安があったため、スーパーとドラッグストアが徒歩圏内にあることが必須条件でした

引っ越し日の決定と引っ越し業者への見積もり依頼

会社が引っ越し業者を手配してくれる場合は、引っ越し日の連絡と荷造り用の段ボールを受け取りましょう。

自分で引っ越し業者を手配するなら、一括見積もりがおすすめです。

必要事項の入力1回で複数の引っ越し業者の見積もりが可能なので、手間を一気に減らせます!

子どもの転園、転校手続き

子どもが小学生・中学生の場合、引っ越し先の住所が決まれば学区も決定するので、転校手続きを進められます。

幼稚園、保育園への転園であれば、転園先候補の定員状況を役所や園に問い合わせておくとスムーズです。

お仕事の関係などで引っ越し後すぐの入園が必要な場合は、この段階で転園関連の書類等を記入して郵送しましょう。

急いでいなければ、引っ越し後にいくつかの園を見学した上で転園先を決めればOK!

ホームページやネットの口コミだけでは分からないことも多いので、実際に見学できれば安心です。

引っ越しまでにやっておくべきこと4選

引っ越し日までにやっておくべきこと4選をご紹介します。

  • 粗大ごみの処分
  • 水道、ガス、電気などの住所変更手続き
  • 転出届の提出
  • 郵便物の転送手続き

特にガスの手続きは退去前に行う必要があるので、忘れずにガス会社へ連絡するようにしてください。

粗大ごみの処分

自治体によっては、粗大ごみの回収に事前予約が必要なところもあります。

引っ越し前に粗大ごみの処分予定がある場合は、早めに処分方法について確認しておきましょう!

水道、ガス、電気などの住所変更手続き

ガスは立ち合いが必要になる場合があるので、水道、電気よりも優先して手続きを行いましょう。

受付番号、お客様番号などがすぐに分かるとスムーズな変更手続きが可能です。

我が家は直近の検針票をしばらく保管しておき、番号が必要な時にすぐ見られるようにしています。

転出届の提出

転出届は引っ越し前の14日前から14日後の間に提出できます。

ただし、転入届も引っ越し日から14日以内の提出が必要なので、早めに転出届の手続きをしておいたほうが安心でしょう。

転出届の手続きに必要なものは下記のとおりです。

郵便物の転送手続き

郵便局へ転居届を出すと、1年間旧住所宛の郵便物を新住所に転送してくれます。

転居届の提出方法は以下の3つです。

  • インターネットで申し込み
  • 転居届を記入し、ポスト投函
  • 直接郵便局窓口へ提出

詳細は郵便局ホームページで確認できます。

  • 本人確認書類(免許証、パスポート、住民基本台帳カードなど)
  • 印鑑
  • マイナンバーカード(あれば)

マイナンバーカードがあれば「お仕事などの都合で開庁時間に役所に行けない……」という方も、マイナポータル上で手続き可能です。

引っ越したらすぐにやるべきこと3選

引っ越しが終わったら、まず以下の3つを済ませましょう。

  • 役所へ転入届の提出
  • 運転免許証の住所変更
  • そのほか住所変更

役所へ転入届の提出

転入届は引っ越し日から14日以内に手続きする必要があります。

転入届の提出にあたって必要なものは以下の4点です。

  • 本人確認書類(免許証、パスポート、住民基本台帳カードなど)
  • 転出証明書(マイナンバーカードを使用して特例転出した場合は不要)
  • 印鑑
  • マイナンバーカード(あれば)

運転免許証の住所変更

運転免許証の住所変更は、新しい住所を管轄している警察署や運転免許センターで手続き可能です。

住所変更手続きに必要なものは、以下の2点です。

  • 運転免許証
  • 新しい住所が確認できる書類

「新しい住所が確認できる書類」は転入手続き後に住民票を発行するのが1番簡単です!

①転入手続き ②運転免許所の住所変更 の順番で行うとスムーズですよ。

そのほか住所変更

時間を見つけてそのほかの住所変更を行いましょう。

たとえば、以下などが挙げられます。

  • 銀行口座
  • 保険口座
  • クレジットカード
  • 携帯電話
  • Amazonや楽天などのネットショッピングの届け先
  • NHK

見落としがちなのはネットショッピングの届け先です。

住所変更を忘れてそのまま旧住所を届け先にしてしまい、あたふたした経験が何度もあります……。

直近でネットショッピングの予定がなくても、まとめて住所変更しておくと安心です!

優先順位を明確にしておけば引っ越し準備も心配なし!

この記事では、引っ越しが決まってからのやることについてまとめました。

転勤の辞令が出た瞬間から引っ越しまでは時間との勝負。

1か月ほどバタバタな生活になりますが、やるべきことをリストアップし、優先順位の高いものから着実にこなしていきましょう。

皆様の転勤・引っ越しの参考になればうれしいです!